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2015年4月15日 (水)

新鮮でも食べられない

Aさんの実家は “ ど ”がつくくらいの田舎です。
山に囲まれ、隣の家とはかなり離れていました。
夜になると道路は人間より動物のほうが多く通るという
誰もが認める田舎です。
私たち年代の子供の頃は今と違って
時間がゆっくり流れていたし、
家に帰るとすぐにランドセルを玄関に放り投げて
友達と暗くなるまで遊んだものです。
それがど田舎に住んでいたAさんですから
山や川で遊びまくっていました。
今では“危険、入るな!”なんて書いてある
看板に入ることはできませんが、
当時の子供はそんな看板は
“入ると楽しいぞ!”と読めたものでした。

Aさんは友達と川に魚を取りに行った時のことです。
今と違って魚を放流して漁業権など
存在しませんでしたから魚は取り放題でした。
石を投げて石に隠れている魚を失神させて取ったり、
竹を切って糸をつけて竿を作って取ったりしていました。
そんな原始的なやり方でも当時はたくさんの魚が取れたのです。
でもたくさん取った魚を入れておく物がありませんでした。
今と違ってビニール袋が普及していませんでした。
“年上のお兄さん”はこの窮地をどうしたかというと
水着のパンツの中に入れて取ったのです。
だんだん水着は魚で膨れていき、
とうとうパンパンに膨れてしまいました。
そのお兄さんがこう言いました。


おいっ、この魚をお前にあげるsign03




えっ・・・coldsweats01



先輩の言う事ですから拒否する事ができません。
仕方なくその魚を持って帰り母親に渡しました。
当然夕食には調理した魚が堂々と鎮座していました。
もちろん家族は口々に
“魚は取れたてで新鮮でおいしいね。”
とむしゃぶりついていましたが、
Aさんは食欲がありませんでした。
川遊びで疲れて腹が減っているのに・・・
もちろんその原因は魚にありました。
パンツの中に入った魚をどうしても
食べる事ができませんでした。

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